ミンコタアイパイロット、ミンコタ部品販売の専門店EASTLAND MARINE Ltd.,Co.

 

 

ロワユニットAssy(シャフト含む)の脱着方法

シャフト長変更改造の他、シールキット交換など、ロワユニットのみオーバーホール等のメンテナンスご希望の場合、ロワユニットを外して送付頂くと、梱包の手間や送料の削減が可能です。また、他のメンテナンス、改造等の分解手順としても参考にして下さい。

 
該当モデル TERROVAリフトアシスト無
POWER DRIVE
*TERROVAリフトアシスト有の分解はプロショップへ御依頼下さい。
 
必要工具 分解時:プラスドライバー、電子部品用小型ニッパー
組立時:プラスドライバー、ヒートドライヤー、防水チューブ切断用ハサミ
 
必要部品 組立時:防水熱圧縮チューブ
 

1.ロワユニットAssy+シャフトAssyを外す

01)ヘッドカバーの分解
 
ドライバーでヘッドロワカバーのスクリュー4本を外し、アイパイロットユニットを外します。

この後の工程中、アイパイットユニットがケーブル1本で繋がった状態となります。無理なテンションが掛からぬ様、台に置くなどして保護して下さい。
 
02)防水熱圧縮チューブの除去

小型ニッパーで、ケーブルとチューブの間に刃を入れて、ケーブルを傷付けない様にチューブを切り取ります。

03)防水熱圧縮チューブの切り取り

小型ニッパーの刃が入ったら、あとは刃を外側に向けで少しずつ切り進んで行きます。ここは慎重さが要求される箇所です。ケーブル被覆を切らない様、十分注意して作業して下さい。

04)圧着端子の分離

チューブを取り除いたら、コイルコードとシャフト内モーチャーケーブル赤黒の圧着端子を分離します。

TERROVAの場合は、アイパイロットコネクタを丁寧に分離して下さい。強い力で曲げたり捻じったりしないで下さい。

05)ヘッドロワユニットを外す
 
ヘッドロワカバーとシャフトを接続するネックボルトを外します。この工程では電動ドリルは使用出来ません。

06)ヘッドロワカバーを外す
 
ヘッドロワカバーを外し、シャフトからデプスカラーを抜き取ります。STOW操作すれば、ロワユニット+シャフトを抜き取る事が出来ます。この時、地面にロワユニットを落とさぬ様、御注意下さい。
 
2.ロワユニットAssy+シャフトAssyの組み込み
 
01)ステアリングモジュールへのシャフトを貫通させる
 
ステアリングボックスにシャフトを通し、シャフトにデプスカラーを装着します。
デプスカラーは、切り欠き形状がある側をロワユニット側にして装着します。

02)ヘッドロワカバーを装着します(Power Driveの場合、要注意作業有り
 
ヘッドとシャフトを留めるスクリューの山有り(上)と山無し対策品(下)です。このスクリューには電動工具は使用出来ません。


スクリューを回して送り込む際、シャフトの内部を覗き、赤黒ケーブルを両サイドへ拡げて、中央にスクリューを通します。特にPower Driveの場合は、スクリューとケーブル直径で、シャフト内径ギリギリの為、スクリューのネジ山でシャフト内ケーブルを傷付けない様、十分注意して下さい。
当店で御購入頂いたPowerDrive本体は、中央にネジ山の無い純正対策パーツへ交換済です。
 
03)アイパイロットユニットの取り付け
 
スクリュー4本でアイパイロットユニットを取り付けます。この時、メスネジ側がプラスチックの為、トルクを掛け過ぎるとネジ山が破損し、固定出来なくなります締め込む際は、写真の様に指先で軽くトルクを掛けて締め込んで下さい


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