ミンコタアイパイロット、ミンコタ部品販売の専門店EASTLAND MARINE Ltd.,Co.


POWER DRIVEのピンピボットの固着防止対策


POWER DRIVE特有の欠点として、ステアリングモジュールとDeploy/Stowの回転可動軸である「ピンピボット」の固着あります。TERROVAでは、樹脂パーツを間に挟む事により改善されており、対策不要です。工具も追加パーツも不要な簡単な対策ですので、是非、実施して下さい。
 
該当機種 POWER DRIVE、SP
*TERROVAは樹脂ブッシュを介している為、固着しません。
 
01)ピンポボットってどこ?!

ピンピボットとは、ステアリングモジュールがDeploy/Stow動作する際の回転軸部分です。黄色矢印の先に見える金属の棒がピンピボットとなります。貫通する穴とピンピボットの径に遊びが全く無い為、潮噛み、サビによって抜けなくなってしまう事があります。

 
02)注油箇所

黄色矢印の箇所にグリス塗布、又は、666を定期的に塗布して下さい。

当店では、ピンピボット抜き取り専用の治具も有りますが、金属同士が完全固着してしまうと、強力な治具の押し出し作用でも取れない場合がございます。手軽に注油可能な666をピンピボットと、ステアリングモジュールケースを留める6本のスクリュー(プラス又はトルクス)の穴にも注油しておきましょう。


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