誤解の多いヘディングセンサー
ヘディングセンサーは、アイパイロットユニットとの組み合わせにより、GPS上の点ではなく、線としての方角も認識可能となり、素晴らしいボートコントロールを行える様になります。
しかしながら、初めてアイパイロットユニットを使用される方や、旧型Non-BTアイパイロットからの乗り換えの方は、下記の様な誤解をされる事が有ります。ここで誤解を晴らしておきたいと思います。
ヘディングサーには動力は有りませんので、これを付ける事で、船尾側が自在に動く様になる訳では有りません。
◆スポットロック使用時の誤解
あくまでも風が有れば船尾はイラスト左の様に、原則風下へなびくだけです。
風に逆らって、イラスト右の様に任意方向を選べる訳が無いですよね。
◆オートパイロット使用時の誤解
こちらは【流され釣り】の例となります。
アイパイロットユニットは、綺麗に設定したライン上をトレースしております。
しかしながら、船尾がイラストの様に設定ライン上をトレースする訳が無いですね。
但し、前進航行となる【流し釣り】で無風状態や、弱風下でかなり強い力で船体を引っ張りながら前進する場合は、船尾もライン上をトレースする事は有ります。
正しいオートパイロットの動きは下記となります。
ヘディングセンサーのお蔭で、アイパイロットユニットが、正確に設定したラインをトレースしております。船尾は、風の影響で、下方向になびいてます。
いかがでしたでしょうか? 誤解は晴れましたでしょうか?
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