インプット(写真右側)とアウトプット(写真左側)の配線図を機種別(ボルト別)に記します。
1.注意事項
イラスト左側のモーター用バッテリーは、必ずディープサイクルバッテリーを御用意下さい。一般的な自動車用バッテリー等は使用出来ません。
ミンコタ用バッテリーにリチウムイオンバッテリー等は使用出来ません。また、MK-DCシリーズもリチウムイオンバッテリーの充電に対応しておらず、十分な充電が出来ません。
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配線は配線長応じて適切な太さの電線を使用して下さい。
モーター側での断続的高回転使用により故障する場合が有ります。モーター本体側の保護の意味も含め、モーターの断続的高回転運用は御控え下さい。
ULTERRAは、エンジン稼動での運用、又は、STOW操作前より充電を開始し、STOW中の電圧不足による途中停止を防止して下さい。
MK-DCシリーズのみでミンコタモーター本体用のバッテリー充電を全て賄う事は出来ません。停泊中はディープサイクルバッテリー専用AC100V充電器、又は、ソーラー充電等を利用し、充電して下さい。
ミンコタ用バッテリーにリチウムイオンバッテリー等は使用出来ません。また、MK-DCシリーズもリチウムイオンバッテリーの充電に対応しておらず、十分な充電が出来ません。
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配線は配線長応じて適切な太さの電線を使用して下さい。
モーター側での断続的高回転使用により故障する場合が有ります。モーター本体側の保護の意味も含め、モーターの断続的高回転運用は御控え下さい。
ULTERRAは、エンジン稼動での運用、又は、STOW操作前より充電を開始し、STOW中の電圧不足による途中停止を防止して下さい。
MK-DCシリーズのみでミンコタモーター本体用のバッテリー充電を全て賄う事は出来ません。停泊中はディープサイクルバッテリー専用AC100V充電器、又は、ソーラー充電等を利用し、充電して下さい。
2.インプット/アウトプット配線図
インプット、アウトプットの配線は、いたって簡単です。
インプット系統
MK-DCシリーズの右側側面にあるケーブルがインプット(給電)です。いずれのモデルもボート側が12Vバッテリー仕様なので、〔プラス〕と〔マイナス〕が1系統(2本)有ります。ボート下船時に電源がOff となるメインスイッチより下流側への配線が必要です。Offにならない場合、下船中にメインバッテリー上がりとなります。
アウトプット系統
MK-DCシリーズの左側側面にあるケーブルがアウトプット(充電)です。ミンコタモーター用ディープサイクルバッテリーの〔プラス〕と〔マイナス〕へ繋ぐケーブルが、MK-1DCで1系統(2本)、MK-2DCで2系統(4本)、MK-3DCで3系統(6本)となっております。
イグニッション線(紫色)
エンジンのオルタネーターが稼動時のみ、アウトプット系統へ電力を供給する為の電圧検知線です。電圧検知線が13.6V以上になるとアウトプット系統へ電力を通電させます。(MK-DC機器本体の電源のOn/Offを行う物ではありません。)
安全装置
アウトプット側は全系統にヒューズを備えております。機器自体にブレーカー機能は備えておりません。メインスイッチ下流側にブレーカーが設置可能な場合は、黄色★の位置にブレーカーを設置して下さい。
◆MK-1DC(12Vモーター用)
インプット系統
MK-DCシリーズの右側側面にあるケーブルがインプット(給電)です。いずれのモデルもボート側が12Vバッテリー仕様なので、〔プラス〕と〔マイナス〕が1系統(2本)有ります。ボート下船時に電源がOff となるメインスイッチより下流側への配線が必要です。Offにならない場合、下船中にメインバッテリー上がりとなります。
アウトプット系統
MK-DCシリーズの左側側面にあるケーブルがアウトプット(充電)です。ミンコタモーター用ディープサイクルバッテリーの〔プラス〕と〔マイナス〕へ繋ぐケーブルが、MK-1DCで1系統(2本)、MK-2DCで2系統(4本)、MK-3DCで3系統(6本)となっております。
イグニッション線(紫色)
エンジンのオルタネーターが稼動時のみ、アウトプット系統へ電力を供給する為の電圧検知線です。電圧検知線が13.6V以上になるとアウトプット系統へ電力を通電させます。(MK-DC機器本体の電源のOn/Offを行う物ではありません。)
安全装置
アウトプット側は全系統にヒューズを備えております。機器自体にブレーカー機能は備えておりません。メインスイッチ下流側にブレーカーが設置可能な場合は、黄色★の位置にブレーカーを設置して下さい。
◆MK-1DC(12Vモーター用)
インプット電流値 : 12A×1系統
アウトプット電流値 : 10A×1系統
アウトプット電流値 : 10A×1系統
◆MK-2DC(24Vモーター用)
インプット電流値 : 25A×1系統
アウトプット電流値 : 10A×2系統=20A
◆MK-3DC(36Vモーター用)
インプット電流値 : 35A×1系統
アウトプット電流値 : 10A×3系統=30A
3.紫線のイグニッション配線への接続
紫色の動作電圧検知線を配線します。
紫線は、オルタネーター稼動時に13.6V以上を検知出来る配線に結線
この線がエンジン稼動時(オルタネーター動作時)に13.6V以上を検知すると、インプット側の電圧を各アウトプット側のバッテリーへ通電させる重要な検知線となります。
ボートメーカーが新艇時に敷設するハーネス(配線の束)にイグニッション配線(表記:IGN等)が有る場合はそこへ結線します。新艇ボートに付属に配線図を御確認下さい。イグニッション線はエンジン稼動時のみオルタネーター電圧の14.4V前後を発生し、エンジン停止時に1A未満となる配線です。配線図が無くても、テスターで探す事は可能です。
IGN配線が見つからない場合は、インプットのメイン給電線プラスと同じ箇所に取り付けて下さい。13.6V以上で検知する為、エンジンoffで常時電圧が12-13V出てしまうACC配線等に結線しても同様に検知可能です。
4.各種LED点灯の確認
MK-1DC、MK-2DC、MK-3DCは、各種動作表示と異常警告のLEDを備えております。
ケーブルの突き出し口と同様に、右側にインプット側の動作表示/警告、左側にアウトプット側の動作表示/警告となっております。
◆サブバッテリー充電中は下記点灯(写真はMK-3DC)
インプット側 : POWER ONが緑点灯、CHARGING TROLLING BATTERIESが黄色点灯
アウトプット側: 消灯
エンジン停止中や13.6Vを検知出来ない場合、CHARGING TROLLING BATTERIESは消灯状態となります。
アウトプット側: 消灯
エンジン停止中や13.6Vを検知出来ない場合、CHARGING TROLLING BATTERIESは消灯状態となります。
◆インプット側の異常(主に+/-逆接続)
インプット側の接続を確認して下さい。バッテリー劣化、オルタネーター故障では点灯しません。
◆アウトプット側の異常(主に逆接続)
アウトプット側のバッテリー接続を確認して下さい。バッテリー消耗等では点灯しません。
以上、MK-1DC、MK-2DC、MK-3DCの配線と使用法でした。
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